
マルチナ・ナブラチロワとともに女子テニス界をリードしてきたクリス・エバート。彼女の4大大会最後の決勝進出となったのが、1988年の全豪オープンでした。その対戦相手が、当時18歳のシュテフィ・グラフ。決勝戦は6-1、7-6のスコアでグラフが勝利しました。決勝戦は屋根を閉じて行われ、クリス・エバートが「今までに経験した最も奇妙な試合だった」との感想をもらしています。この年、グラフは4大大会のタイトルに加え、ソウル・オリンピックでも優勝し、ゴールデンスラムを達成しました。女子テニス界の世代交代を象徴するような年の、第一歩となった大会でした。