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体験レポート 

柴流オーストラリア自由旅行(1) タスマニア編 ■レポーター: 俳優 柴俊夫

関連エリア:  タスマニア州,

柴俊夫

俳優


1947年生まれ。
TV番組のロケで数回に渡ってオーストラリア1周を体験。

団塊世代の人達が退職を迎えています。仕事を辞めたら、旅行や趣味を満喫しようと思っている人も多いのではないでしょうか?会社という社会のレールから降り、自由を手に入れた人には、やはり自由な旅がお勧め。コースの決まったパックツアーにはない楽しさがあります。何を隠そう僕も団塊世代の一人、大の旅好きでもあります。そこで、「柴流自由旅行」を味わってもらうべく、「星が見たい!」という男友達を引き連れてオーストラリアへ行ってきました。


080110_tas_1.jpgデボンポートの空港からクレイドル・マウンテンへ車で移動する途中。快晴でも、山の姿がここまではっきり見えるのはとても珍しいことです。
「星を見るなら大自然の中で!」と、まずは緑あふれるタスマニア島へ。メルボルンから飛行機で約1時間かけ島北部のデボンポート空港へ飛び、そのまま今回のメインステージである世界遺産、クレイドル・マウンテンへと車を走らせます。


080110_tas_2.jpgクレイドル・マウンテンにて。透明な湖は、真っ青な空や山を見事に映し出し、まるで鏡のようです。
山中では、美しい湖を見つけては停まったり、気になる場所を発見しては道を逸れたり。そんな小回りが利くのも、車を借りての個人旅行ならでは。数人で車をレンタルすれば交通費も浮き、一石二鳥。


道に迷いそうで不安?
心配は無用です。島内には道路標識が随所にあり、初めて来る人も簡単に目的地へ到達できるようになっています。


そんな旅行者に優しい場所である一方で、島を訪れる観光客はまだまだ少なく、その分、他人に邪魔されずにのんびりと自然を味わえます。



080110_tas_4.jpg観察ツアーに参加し、タスマニアン・デビルを抱くこともできます。ツアー代金には保護のための寄付金も含まれています。
山をたっぷり堪能するには、国立公園内にある「クレイドルマウンテンロッジ」への宿泊がお勧め。スタッフはフレンドリーで、食事もおいしい。昼間は山歩き、夕方はタスマニアン・デビルの観察ツアーなど一日中楽しめます。有名なマクラーパ鍾乳洞へも約70キロと、他の観光地へのアクセスも良好。


翌日行ってみたところ、ライトアップされた洞窟はとても幻想的。しばらくして明かりが消されると、中に生息する土ボタルが一斉に輝き始め、美しさに息を飲みました。


080110_tas_3.jpgマクラーパ鍾乳洞。内部の雰囲気に浸っていると、突然ライトが消されてびっくり。土ボタルの光にまたびっくり!!
そして、素晴らしいのがなんといっても夜です。食事へ行こうと、ホテルから出てびっくり! 何万という星が光々と瞬いています。あまりの輝きに圧倒され、自分がどこにいるのか一瞬わからなくなってしまいました。一方の友人も、希望が叶い大満足の様子。帰国後、「タスマニアの星は本当におっきいんだぞ!」と行く先々で言っているほどでした。



クレイドル・マウンテン・ロッジ /Cradle Mountain Lodge
http://www.cradlemountainlodge.com.au/(英語)



山の次は海。3日目はタスマニア西部の港町、ストラハンに移動し、湾内のクルーズに参加しました。半日かけてのんびりと湾を一周し、ふと時計を見ると、まだ3時。日本にいると、同じ時間でも「もう、3時!」。感じ方が違うんですね。タスマニアでは時間はゆったり流れます。久しぶりに二人ともぐっすり眠ることができました。


いよいよ最終日。翌日のメルボルン行きへ備え、今度は空港のある州都、ホバートへ向かいます。途中、セントクレア湖国立公園に寄りました。水深160メートルの湖は澄み切っていて、辺りには低温熱帯雨林が生い茂っています。神聖な雰囲気にすっかり身も心も浄化され、再び車へ。世界遺産に国立公園と続きましたが、ここから景観はがらりと変わり、農地や放牧地が現れます。高い木々が出現したり、アップヒルになったり。長時間のドライブでしたが、運転している友人も楽しそうです。


大自然の中で過ごす気の置けない友人とのひととき。山の散策にドライブと、アクティブになれる自分が嬉しい! 実は滞在中、友人と語り合ううちに些細なことから大口論に。しかし、学生時代に戻ったかのようで懐かしく、子供のような喧嘩もむしろ楽しんでしまいました。


自然も人も優しく、癒しパワーたっぷりのタスマニア。大自然のふところに抱かれるうちに、日常生活の中で忘れていた本来の自分が、徐々に取り戻されていくのを感じます。仕事を辞めた後や会社の休暇など、自由な時間を満喫するのにぴったりです。


次回はメルボルンを紹介しましょう。


柴流オーストラリア自由旅行(2) メルボルン編


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