メルボルン、肉食紀行 ■レポーター: ライター 佐藤史子
関連エリア: ビクトリア州,
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佐藤史子 ライター |
今回の旅で得た結論。それは、メルボルンはパラダイスであるということ。何のパラダイスかというと、おいしい肉類が大好きな"肉食ピープル"の楽園である。 4泊6日のメルボルン取材で出会った数々の「肉」のうち、まず筆頭に挙げたいのが、ヤラ・バレーは「シャトー・イェーリング・ヒストリック・ハウス」のもの。メインダイニングである「エレノアズ」は、メルボルンから車で1時間の距離を惜しんで、ヘリコプターで駆けつけるセレブもいるという名店である。
初秋の幸が並ぶ前菜のリストを眺めて、私の視線は「ウズラのロースト」に釘付けとなる。続くメインの欄では「鹿肉のレアロースト」から目が離せない。
もちろん、魚介類のメニューも多いだけに、内心、このセレクトではどんだけ肉好きだと失笑を買わないかと周囲を伺った小心者の私。が、向かい側の同行者(若くてかわいい女子)が「焼きウサギのロース肉、おいしそぉぉぉ!」とつぶやくのを聞いて安堵する。...愛くるしいウサギを容赦なく「おいしそう」。メルボルンは女子の平常心を乱す魔力があるに違いない。
ウズラのロースト
メインの鹿は、肉汁が滴る真っ赤な肉に、チョコレート・ラズベリーのソースがトロ〜リ。というか、今まで生きてきて、これほど分厚い鹿肉を見たことがありません。鹿とは思えないほど100%くさみがなく、その代わり口の中でジュワーッとあふれ出す肉汁はまろやかで、確かな「肉」の味が噛むほどに美味だった。
鹿肉のロースト・ラズベリーソースがけ
子羊のサドル肉のスモーク。これも食べたかった!
クイーン・ビクトリア・マーケットのラム肉。肉食ピープルには魅力のデカさ
この他でもダックやポークを次々に平らげ、さすがに胃腸がヘタれきてきた最終夜。訪れたのは、ヤラ川沿いにある「ブラッセリー・バイ・フィリップ・ムッシェル」。日曜の夜のこの日は地元っ子で満席という人気店だ。
ここで、今回はまだオージービーフを食べてないことに気付いた私は「牛テンダーロインステーキ・ブラックオリーブソースがけ」を指名。胃腸や体重計を気にしてる場合じゃない。ここは不退転の決意で行くべし。
「オージービーフっておいしくない」と思われている方は、ちょっと一度現地に行ってみていただきたい。あちらで食べる良質ビーフは、信じられないほど柔らかい。日本でヨシとされる脂を味わうかのような肉ではなく、あくまでも基本は力強い赤身。なのに、歯に吸い付くかのような弾力があり、噛めばふわりとノドを通っていく。マグロと同じで、食べれば食べるほどハマる赤身の旨さがある。
そうした上質な肉をさらにおいしくするのが、名うてのシェフたち。フィリップ氏も日本を含めて世界各地で修業経験を持ち、各国の料理文化を融合した繊細な味付けは、同行者一同をうならせた。テンダーロインステーキも柔らかさに感動し、滋味に感動し、窓の外で始まったファイヤーボールなんか目に入らないほどであった。
ヤラ・バレーのワイナリー「デ・ボートリー」でチーズを試食
山羊のチーズのおいしさにも感動した私は、次はチーズの旅にするかなどと思い始める始末。メルボルンは食のパラダイスだけど、女子にはちょと危険な街かもしれない。
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ビクトリア州政府観光局ニュースレター(増刊号) ビクトリア州政府観光局が3ヶ月毎に発行する、「ビクトリア州政府観光局ニュースレター」。増刊号の今回は『女性だらけの!Ladies Tour Famil 2008』と題し、「女性限定!」というユニークなコンセプトのもと、メルボルンと近郊の最新注目スポットをめぐりました。ツアーの模様とともに、人気プロダクトを一挙にご紹介します! 2008年6月発行/ビクトリア州政府観光局 http://japanese.visitmelbourne.com/melbourne/travel-info/tourism-victoria-newsletters.html |
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