カンタス航空 A380デビュー!■レポーター:Charlie FURUSHO
関連エリア: ニューサウスウェールズ州,
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Charlie FURUSHO |
世界最大の旅客機、スーパージャンボの愛称を持つエアバスA380型機がカンタス航空に登場した。
A380到着
A380とはフランスやドイツなど欧州共同航空機メーカー、エアバス社が製造した最新鋭の翼。これまではジャンボ機といえばボーイング747だったが、それを越える大きさで500名以上の乗客を乗せて国際線運航ができ、機内は総二階建て。しかし、ただ大きいだけではなく、最新技術を取り入れたお陰で、二名のパイロットで運航でき、座席あたりの燃料消費量は現在運航中の旅客機の中で最も少なく、騒音も静か、つまり環境にも優しいエコな飛行機なのだ。
初就航は2007年と新しく、2008年秋現在、このA380を運航しているエアラインは世界でカンタス航空を含め三社のみ。
この飛行機は9月19日、製造地であるフランス南部のツールーズから18時間の飛行を終え、シドニー・キングスフォード・スミス国際空港に到着。その様子を記録するべく、世界から集まったメディアが滑走路脇に案内され、報道特設スペースには望遠レンズをかかえたカメラマンやテレビクルーがスタンバイ、上空にはテレビ局のヘリコプターが何機も飛んでいた。
到着記念式典
到着後、A380はカンガルーの尾翼がずらりと並ぶオーストラリア国内線ターミナルの横を通り、カンタス航空整備地区へ向かうが、このA380の整備が可能な大型整備格納庫では到着を歓迎するスタッフイベントが行われ、3000人を越えるカンタス航空社員、その家族、友人が到着を歓迎した。
A380就航にあわせてユニフォームも一新
大勢の人が見守る中、飛行機のドアが開けられると、A380就航にあわせて一新されたユニフォームを着た客室乗務員の一段が機内から降機、特設ステージの前までファッションショーのように歩いてゆく。
新しいユニフォームは2003年からカンタス航空のユニフォームデザインを担当しているピーター・モリセー氏が製作したもので、カンタスグループのカスタマー・プロダクト&サービスのジェネラルマネージャー、レズリー・グランド氏によれば「現在のユニフォームもスタイリッシュで好評だが、時代の流れにあわせて新しい色彩を採用してカンタスのプレミアムスタイルを表現している」とのこと。
この新ユニフォームの黒いジャケットは、オーストラリア産ウール素材を使い、落ち着いたウリヤラ(先住民アボリジニの言葉で魂の故郷を意味するもので、アボリジニに伝わるブーメランを意識)柄のシルバーと青を基調にしたスカーフやネクタイと組み合わされる。女性乗務員には同じ柄のワンピースを着用、客室責任者はプラチナシルバー色のネクタイやスカーフという違いがある。
豪華でワイドな機内
A380型機のメーカー標準座席数は525席。しかしカンタス航空は450席と、かなり余裕を持った機内仕様にしている。機内はファースト、ビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの4クラスで、特筆すべきはファーストクラスを越えたファーストスイートだろう。
ここは1階席最前方に14席だけあるスペース。ワイドな座席はボタン一つでフルフラットなベッドに変更可能。パーテーションも高いので、通路を歩く人や隣の席の人の視線も気にならず個室のようにリラックスすることができる。
ビジネスクラス
二階席にあるビジネスクラスは、最前方にビジネスクラスラウンジが用意されている。ここには横向きの革張りシートが装備されていて、マガジンラックもあるので、自分の席に飽きたら気分転換に訪れたり、旅の仲間と談笑するスペースとして使用することができる。
座席はスカイベッドと呼ばれるもので、シートピッチも広く、フルフラットベッドにもなる。また頭上の部分は丸いシェル形になっているため、他人の視線を気にすることもなくプライバシーを保つことができる。


これ以外にもプレミアムエコノミー、エコノミークラスにも新たな技術が盛り込まれたシートが採用されていて、全席シートテレビが付いているので長旅でも退屈しないですみそうだ。このA380は10月20日にメルボルン〜シドニー線、10月24日にはシドニー〜ロサンゼルス線に就航する。
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