地球絶景紀行 太古の贈り物・シャーク湾/オーストラリア
関連エリア: 西オーストラリア州,
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石飛篤史 『世界絶景紀行』ディレクター |
オーストラリア南西部にある西オーストラリア州の州都・パースから絶景を探す旅が始まります。パースは、およそ180年前に、イギリス人の入植地として拓かれた町で、19世紀末のゴールドラッシュをきっかけに、世界中から移民が押し寄せ、今の基礎が築かれました。
町の中心部から車で5分。パース市民の憩いの場"キングスパーク"にやって来ました。ここでは、珍しい花々を始め、西オーストラリアのさまざまな野生生物が、保護されています。特に毎年9月になると、自然に自生する花"ワイルドフラワー"の祭りが行われ、3000種を超す花々の競演を楽しむ事が出来ます。
翌日。パースの北およそ800キロにあるシャーク湾にやって来ました。シャーク湾は、世界遺産にも登録されるオーストラリア最大の自然保護区。様々な海洋生物が見られる場所として知られています。
到着後、宿泊先のモンキーマイア・ドルフィン・リゾートに向かいました。ここのリゾートのビーチには、毎朝、野生のイルカが餌を求めて集まってくるそうです。イルカに会えるのは翌朝。それまでの時間は、別の絶景を求めて車を走らせます。
モンキーマイア・ドルフィン・リゾートから車で1時間。シェルビーチに到着。足元を見ると、すべて貝殻。シェルビーチは、およそ4000年の歳月を掛けて、嵐などによって貝は少しずつ海岸へと運ばれ、今のビーチがつくられたといわれています。貝殻の層は、深いところで、およそ10メートル。この風景は延々110キロにわたり、続いているそうです。風と海が生んだ、まっしろな海岸線。まさに、他では見られない絶景が、ここにありました。
シェルビーチから南に30分。ハメリンプールにやって来ました。ここには、地球最古の生物"ストロマトライト"がひっそりと息づいていました。ストロマトライトは、およそ35億年前から生息する菌の一種。地球上で初めて酸素を生み出したと言われています。
もし、ストロマトライトが地球上に存在していなければ、すべての生命は誕生していなかったのかも知れません・・・。
翌朝6時30分。イルカを見る為にモンキーマイア・ドルフィン・リゾート内にあるビーチに向かいました。しばらくすると、沖の方から4頭のイルカがやって来ました。そして、レンジャーから与えられる餌をおいしそうに食べるイルカたち。かなり癒されました。ちなみに、このビーチには3家族28頭のイルカがやってくるそうです。
そして、旅の最後にシャーク湾に棲むほとんどの海洋生物が見られるというポイントに向かいました。しかし、風が強くあいにくの天気。ガイドさんと必死に観察した結果。ウミガメ、ジュゴンを見る事が出来ました。運と天候に恵まれれば、他にサメやエイなどたくさんの海洋生物が見られるそうです。
そして、ガイドさんオススメの絶景ポイントに連れて行って貰いました。ゆっくりと地平線に沈んで行く夕日。真っ赤に染まる赤土の崖。旅の最後に、神秘的な絶景を見る事が出来ました。

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