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花好きにはたまらない、ワイルドフラワーをとことん見てまわった西オーストラリアの旅

西オーストラリア州,

岸本千尋(きしもとちひろ)

季刊誌『花時間』エディター


ワイルドフラワーをたくさんたくさん見て回って、その世界を読者のみなさんにお届けしたい、そういう思いで、西オーストラリア州の北部の村・ムレワから南部はルーウィン岬まで、南北に何千キロも巡ってきました。


A.jpg前半の日程は、パースからどんどん北へと向かいました。どれだけ車を走らせても、視界はひたすら360度開けていて、雄大な大地に圧倒されます。牧場、塩湖、ワイルドブッシュ、山火事の跡地、菜の花畑...変わりゆく風景を楽しみました。

C.jpgD.jpg車を降りて、ブッシュの中に足を踏み入れると、足元には黄色、ブルー、パープル、白、さまざまな色の花たちが咲いています。ランやつる性植物、草花などタイプもさまざまです。それから延々と、腰をかがめて、ブッシュの中をのぞきこんで花さがし。宝探しみたいな至福の時間を過ごしました。雨上がりだったので足元はどろどろになりましたが、そんなことは全然気にならないほどで。それにしても、カンガルー・ポーやキャッツ・ポーは、本当にユニークな姿形。自生しているのを初めて見つけた時は、歓声をあげてしまいました。



E.jpgF.jpgあちこちで見かけたのが、枯れた木の枝についた、オバケみたいなユーモラスな表情の実。バンクシアという大きな花の実が山火事で爆ぜて、種がとびだした跡なのだそうです。ものすごく硬い実が勢い良くはじけたからこそ、こんな不思議な形になっているんですね。


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H.jpgI.jpgリースフラワーを見ることができたのは、本当にラッキーでした。ガイドさんがリサーチしてくれ、地元の人の目撃情報などとも合わせて場所を特定し、何の目印もない赤土の大地の中を車を走らせていくと、突然、ポン、とこのリースフラワーがひとつ咲いていたんです。この花のまわりはひたすら赤土の大地です。この光景は、まるで大地に美しいブローチがついているような...。ブローチと言っても、直径は約30~40cmありますが。中心部に約4mもの深さの根を張り、水を吸い上げているそうです。中心部から放射線状に、地をはうように茎をのばし、先端に花を咲かせるからリース状に花が輪になって見えるこの花。毎年同じ場所に咲くわけではないので、目撃情報を頼りに探すことになります。「10個ぐらい群生して咲いているところを見たことあるわよ」と、偶然話をした旅行者は言っていました。うらやましい!



J.jpgK.jpg北部では、エバーラスティングという花のフラワーカーペットもあちこちで見られました。より大きな花畑を探しに、内陸の奥へ奥へと向かったので、ほとんどすれ違う人も車もなく、ときどき鉄鉱石を積んだ巨大なトラックが通るだけ。周囲は果てしなく続くブッシュで、赤土の上にカンガルーの足跡が残っている以外、人の気配がない。そういう場所に、可憐なピンク、黄色、白の花々が突如現れる。ワイルドフラワーはこんな過酷ともいえる気候条件で、力強くたくましく咲く花なのです。近寄って、花をよく見てみると、花びらが紙のように乾燥して硬いんですが、色つやは抜群。わずかな水でも、空気がどんなに乾燥していても、栄養を保てるのでしょう。荒野の中で生き残っていく術を自ら備えているんですね。



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北部では、ワイルドフラワーの咲く時期だけオープンしているという小さなゲストハウスに泊まっていたのですが、ここではワイルドフラワーめぐりをする旅行者に出会え、いろいろな生の情報を聞けたので貴重でした。また、心無い人に引っこ抜かれ、道端に置かれていたというリースフラワーを、再び根が張るように水栽培して大切に育てていたり、母親が交通事故にあって亡くなってしまったカンガルーの赤ちゃんを保護していたりと、この地の自然を愛する人たちのやさしさにも触れることができました。カンガルーの赤ちゃんに哺乳瓶でミルクをあげる体験をさせてもらったことは、感動的でした!哺乳瓶の口に両前足をあてて、おいしそうにミルクを吸うんですよ。



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『花時間』夏号(2011年6月7日発売)の誌面では、出合ったワイルドフラワーたちをたっぷり紹介しています。花々の可憐さとたくましさをどうぞご堪能ください。


花時間

「花」をキーワードとしたライフスタイルマガジン。今年(2011年)、創刊20周年を迎えます。花を美しくいけることの楽しさ、花が生活の中にあることの豊かさを、誌面の中でご紹介しています。西オーストラリアの記事が掲載される2011年夏号は、「夏らしい花あしらい」の大特集。アジサイやヒマワリのアレンジ例から花を長持ちさせるコツまで、役立つ企画満載です。

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