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「自然観を巡る、心を鎮める旅」特集~アボリジニの自然観と文化

ノーザンテリトリー,

中西 剛

ブルータス編集部


8月1日発売の『BRUTUS』、「自然観を巡る、心を鎮める旅」特集の取材でノーザンテリトリーのアボリジニの自然観と文化を学びに行きました。 訪れたのはトップエンドのカカドゥ国立公園とレッドセンターのウルル-カタ・ジュタ国立公園。


brutus_02.jpgこの二つの国立公園、同じオーストラリアの同じ州といっても、まったく気候も風土も違います。前者はノーザンテリトリー北部の雨季と乾季がはっきり分かれる熱帯性気候。後者はオーストラリア中央部の乾燥した大地が広がる砂漠気候。

brutus_03.jpgbrutus_04.jpgこれだけ同じ州で自然が違う表情を見せるのも、オーストラリアならでは。私たちが、ひとことでアボリジニと呼ぶ先住民の人々も、地域や言語、彼らの持つ祖先のトーテムなどによって、数十の部族に分かれます。白人の入植前には700以上の部族があったそうです。

brutus_redcentre01.jpg当然、トップエンドとレッドセンターでは、アボリジニの伝統もカルチャーも変わってきます。いちばん分かりやすいのはアートかもしれません。トップエンドのカカドゥ国立公園はウビルやノーランジー・ロックなど、何千年何万年前にアボリジニの祖先が描いた壁画が残っています。時代によってもちろん違うのですが、特徴の一つにレントゲン画法と呼ばれる手法があります。動物や魚の骨や内臓までを透かしたように描く手法で、文字を持たない彼らは、絵によってどの部分が食べられるかといった知恵を子供たちに伝えていたと言われています。

brutus_redcentre02.jpgレッドセンターのウルル(エアーズロック)周辺に行くと、絵は模様や記号のようなもので構成されたものになります。例えば「U」字形は人が座っている場所の印、「◎」は水場や大切なもののある場所などといったように、それぞれの模様に意味があります。これによって絵を地図のように使ったり、祖先から受け継がれる神話を伝えたりといったことをしてきたようです。ウルル-カタ・ジュタ国立公園内のカルチャーセンターでは、アボリジニアートのワークショップ体験もできたりします。

brutus_redcentre03.jpgしかし、表現方法や言語などに差異は見られても、アボリジニの部族が祖先から語り継がれる教えを大切にし、大地や自然と共に生きていることは共通しているし、それは何万年前も今も同じです。それは彼らが崇める聖地を訪れたり、彼らの言葉に耳を傾ける事で知ることができたこと。文明の進んだ今の世の中で、私たちから見るとそれは奇跡のようにも思えるし、完全に同じような生き方はできないけれど、もう少し自分たちが気持ちよく生きていくためのヒントは見つけられる気がします。

ぜひ『BRUTUS』の特集もご覧ください。


(写真:photo/Satoko Imazu)


『BRUTUS』

1980年創刊。男性向けカルチャー&ライフスタイル誌。8月1日発売の「自然観を巡る、心を鎮める旅」では、いま私たちがどう自然と向き合うべきかを考える旅の特集です。ノーザンテリトリーにアボリジニの神話を辿る旅に出かけるほか、土地に根付く自然観を学ぶために、アメリカ・グランドサークル、アイルランド、南九州などを訪れます。

2011年8月1日発行/マガジンハウス

http://magazineworld.jp/brutus/ 

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