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前田敦子 希少動物の大地 オーストラリアを行く

クイーンズランド州, タスマニア州,

坂本 圭

アシスタントディレクター


今回、1週間という限られた撮影期間の中で、クイーンズランド州とタスマニア州を撮影しました。 撮影のテーマは「絶滅が危惧される希少動物たちの"今"」です。日本でもポピュラーな動物であるコアラが絶滅を危惧されている現状や、デビル顔面腫瘍性疾患という特異なガンにより絶滅危惧種となったタスマニアデビルなど、オーストラリア固有の動物たちが近い将来見られなくなってしまうかもしれない・・・そうした状況を伝えるため、まずはクイーンズランド州へ向かいました。


レッドランドクイーンズランド州で最も印象深かったのは、レッドランドという街での出来事です。
街の中、何の変哲もない街路樹の下を歩いていると、いきなり頭上にコアラが現れた時の驚きは忘れません。
コアラを見つけた場所は、オーストラリアらしい広い道路のすぐ脇で、ビュンビュンと車が行き交うメインストリートでした。「こんなところに野生のコアラがいるのか・・・」と呆気に取られていると「あら、いるの?」と地元の女性が声をかけてきました。聞けば、レッドランドの人たちはコアラをはじめ野生動物たちと人間の共生を目指し、公園などでも犬を放すことがないよう市民一人一人が意識を高く持っているそうです。この時声を掛けてきた女性も「街路樹の下を通る時はコアラが上にいないか気を付けている」と言っていました。
コアラそれでも、動物と車の衝突事故は多いそうです。そのため、この街には「24時間ワイルドライフレスキュー」という深夜も対応している動物救護隊がいます。驚いたのは、この救護隊がボランティアで運営されているということです。平日昼間働きながら、深夜に無償で動物救護を行う・・・とても日本では考えられません。"本気で動物との共生を考えている"レッドランド市民の意識の高さに、ただただ感心していました。


レキシーおばあさんタスマニア州では、貴重な瞬間に立ち会えたことが心に残っています。
島の北部にあるバーニーという町で「ペンギンケアラー」をしているレキシーおばあさんと出会いました。レキシーさんは群れからはぐれ、街のハイウェイなどに迷い込んでしまった野生のペンギンを保護し、海へ還してあげています。ペンギンの中には、衰弱し命が危ない状態で保護されるものもいるそうで、ちょうど私たちがレキシーさんを訪ねた際も、弱った状態で見つかったペンギンが保護されていました。
レキシーさんは、魚の切り身などをエサとして毎日与え、エサの後は浴槽に張った水へペンギンを入れて運動させてあげます。何日も献身的に保護し、野生へ還せる状態になったら、早朝の海にペンギンを還すのです。
こうした一連の保護活動はボランティアで行っているので、費用はすべて自費だそうです。もちろんペンギンからお礼を言われることはありませんが、レキシーさんは「"ペンギンがやってくる町"バーニーの住民として、少しでもペンギンの力になれれば良い」と言います。
私たちは、ペンギンを海へリリースするレキシーさんに同行しました。私たちが訪れた7月のバーニーでは早朝、かなり気温が下がります。手袋をしないと手が痛いほどです。そんな寒さの中、レキシーさんはいつもどおりペンギンを海へ放しました。正直、レキシーさんの手の中にある時などペンギンはかなり暴れていたので「一目散に海へ還って行くだろう」と思っていました。ですが、放されたペンギンは途中までペタペタと歩くと、何度もこちらを振り返り、立ち止まります。更には、こちらまで戻ってきてしまいました。レキシーさんが「あなたが大好きな場所は、あっちよ」と誘導し、何分もかかってやっと海へ入っていったのです。
ペンギン水平線に太陽があがるころ、海の青と太陽の橙、それに空の白が混じりあい、幻想的な風景が現れます。タスマニアは空気がきれいな場所のため、より一層日の出が美しく見えたのかもしれません。そんな美しい景色を背景に、名残惜しそうに海へ還っていくペンギンと、それを嬉しそうに見送るレキシーさん。
今回の旅で、一番美しかった光景でした。


前田敦子 希少動物の大地 オーストラリアを行く

人間と動物たちが緑豊かな自然の中で共存する地球。しかし、そんな動物たちとの生態系が危機的状況に陥っている。その原因は?私たち人間は、今、何をするべきなのか?

絶滅が危惧されている希少動物たちの今を知るために、前田敦子が、オーストラリアのクイーンズランド州とタスマニア州を訪れる。オーストラリアは、野生動物の9割が、そこにしかいない固有種という“野生動物の楽園”。コアラ、カンガルー、ウォンバット、タスマニアデビルなど…そこでしか出会えない野生動物たちが前田敦子を待ち受ける。取材を通じて知った新事実とは?知られざる現実とは?

そしてオーストラリア大陸のクイーンズランド州から、“原始の島”と呼ばれ、特に数多くの固有種がいるタスマニアへ向かう。それは、動物と人間がこの地球上で共に生きてゆくための“答え”がある場所だった。圧倒的な大自然の中で、前田敦子が直面する“動物と人間の共生の形”とは…?

2013年8月7日(水)19:00~20:54放送/BSジャパン

http://www.bs-j.co.jp/maeda_australia/index.html 

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