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《地球絶景紀行》取材記〜ピナクルズ&バングルバングル〜

西オーストラリア州, ノーザンテリトリー,

宇治美絵

BS-TBS「地球絶景紀行」ディレクター


地球という存在を感じる「絶景」に出会いたい。 大自然が作り出した雄大な光景、太古から続く歴史、人類が創造した壮絶な 景観。 世界中には、まだまだ私たちが知らない、息を飲むような美しい「絶景」が 沢山あります。


今回のロケ期間は17日間。広大なオーストラリアにとっては、ほんの一部かもしれませんが、壮大な"絶景"を求めて西から北へ大陸を駆け抜けました。
今回はその中の西オーストラリア州でのロケについて書きます。
 
ロケを行ったのは5月の下旬〜6月初旬。最初に降り立ったパースは晩秋らしく、街行く人々の装いも季節の変わり目を感じさせます。
パースと言えば「世界一住みやすい街」や「古さと新しさが共存した街」などというフレーズも世間ではよく耳にするところ。歩いてみると、確かにその言葉はしっくりくるように感じました。街自体はきれいに整備されているのはもちろん、流行のお店やカフェ。子供や若者が集まる広場が程よく中心に集まっていること。そして少し足を伸ばせば、スワン川のある対岸や緑の多い公園など自然も感じられる環境にあります。
実際、「パースはどんな街?」と住民に聞くと「住むのに快適!」と誰もが口を揃えて言います。人々はこの街に住むことを誇りに思っていると感じました。
 
20141017_chikyu-zekkei_01.jpg20141017_chikyu-zekkei_02.jpg
20141017_chikyu-zekkei_03.jpg今回のロケではパースの中の美しい景色を探すことも目的の一つ。街録で集めた情報をもとに向かった先は、スワン川の岸辺「サウスパース」。フェリーで川を渡ると10分足らずで到着です。サウスパースに降り立つや否や、目に飛び込んできたのは穏やかな川面に鏡のように映し出されたパースの摩天楼。これは確かに納得の美しさです。

 
20141017_chikyu-zekkei_04.jpgそして、さらにベストタイムが訪れました。それは「黄昏時」。
晴れた日は空が淡いピンク色に染まり、その中でポツポツと摩天楼のネオンが輝き始めます。そしてもちろん、ネオンは水面に反射し、二倍の輝きに。思わず見とれてしまう美しさでした。
このパースのマジックアワーは私にとって忘れられない景色の一つになりました。もちろん、オンエアでご覧頂けます。
 
《パースからインド洋に沿って北上》
20141017_chikyu-zekkei_05.jpg今回、私たちが目指す「絶景」はパースを北上した先にありました。この地域はアウトバック=荒野も多く、手つかずの自然が多くの残る場所としても知られています。
まず、目指したのは「ランセリン砂丘」。公共交通機関がないため、ドライバーさんと車で向かいます。そんなドライブも実は魅力的な旅だったりします。
まず、真っ青なインド洋がとても美しいこと。晴れた時は海と空の青さがより濃くなって、清々しい気持ちなります。そして次第に景色は土色の荒野から緑あふれる大草原へと変わります。大自然を駆け抜けるその感覚は「広大なオーストラリアに来た」という実感を芽生えさせてくれました。
20141017_chikyu-zekkei_06.jpgパースから走り続けること約2時間。ランセリン砂丘に到着です。
すると、更にここでも感動の景色が待っていました。このランセリン砂丘、まるで雪の中のように360度真っ白な砂なのです。なんとこの光景は約10kmにも渡って広がっているそうです。
 
20141017_chikyu-zekkei_07.jpg早く砂丘を走りたい!...と、その前にやることがあります。それは車のタイヤの空気を抜くこと。ここの砂は粒子が細かいため、普通に走ると車が埋まってしまうのです。空気を抜いたらいざ、砂丘の中に出発。
 
銀世界のような砂丘を走り続けるだけで気分は爽快です。さらにここでの楽しみ方は他にもありました。それは、4WDやサンドボードで砂丘の斜面を滑り落ちること。こうしたランセリン砂丘の砂滑りはここの観光目玉にもなっているんだそう。私自身は4WDの砂滑りをしましたが、真っ白な世界を滑るというのは方向感覚を失いかけるような、不思議な気持ちになります。ガイドさんはおおはしゃぎで「何度もやりたい」と大喜びでしたけど...笑。
 
20141017_chikyu-zekkei_08.jpg最後は砂丘の中の一番高いポイントからインド洋に沈む夕日を撮影。青と白が織りなす世界を、夕日独特の金色の光が包み込む...。西オーストラリアの特徴的な色を堪能した、そんな一日になりました。
 
《まるで惑星?!不思議なピナクルズ》
いよいよ、大絶景を求めて最後の目的地"ピナクルズ"へ向かう日が来ました。ランセリン砂丘を更に北上した先にある、これもまた砂丘です。
 
ピナクルズとは英語で「先の尖った」という意味。その名の通り、尖塔のような砂岩が沢山並ぶ砂丘なのです。
 
20141017_chikyu-zekkei_09.jpgランセリンから車を走らせ1時間弱。ピナクルズのある「ナンバン国立公園」に到着です。
そこで目にしたのは、はたまたびっくりな光景でした。ピナクルズは黄金の砂丘なのです。そしてその上にニョキニョキと生えるように奇岩が立っています。
そう、この奇岩が"ピナクルズ"。立ち止まりじっくり眺めているとガイドが一言、「まるで惑星みたいだよね」と。私も今、同じことを思っていました。
黄色い砂丘にそびえ立つ無数の奇岩群。まぶしくもあり、荒涼とした雰囲気もあり、地球ではない他の星に降り立ったような気持ちになります。
 
それにしてもなぜ、このような場所が出来たのか。ガイドさんによれば、発生は50万年前。海岸に打ち上げられた貝や魚の骨が粉砕され、風で舞い上がり、大きな砂丘が誕生。その後、砂丘に植物が生え、雨降り植物から出た酸性で地面が溶け始めます。その溶けなかった部分はやがて柱のように砂丘にそのまま残りました。それが今目の前にしている"ピナクルズ"だというわけです。
 
急ぎ足の説明ですが、50万年という気が遠くなるような年月で自然が作り上げた奇跡の光景には感動の一言しか見つかりませんでした。
 
オーストラリアって地球で最初に出来た大陸なんじゃないか」とそんなことを思ってしまうような、手つかずの自然が残った美しい光景でした。


BS-TBS「地球絶景紀行」

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